works

Hetero

 

Hetero=異なる

一つの性・身体・空間と、二つの性・身体・空間
私の中の視界 いつの間にかあなたに映る私
それぞれの内の景色と外からの視点が重なる時間
その境界に立ち現れる、もう一つの時間

鏡合わせに動く、男女のデュオ作品。
シンメトリーの身体が、個の重なりや差異を描きだす。


振付: 岩渕貞太 関かおり
照明: 影山雄一
衣装: 竹内陽子
出演: 岩渕貞太 関かおり

上演時間26分


[上演記録]

初演 2011年4月21日
会場 せんがわ劇場(東京)

2012 年 12 月 Fiffo. Program 参加 会場:Palais Kabelwerk (ウィーン・オーストリア)
2012 年 11 月 Centre national de danse contemporaine (アンジェ・フランス)
2012 年 2 月 横浜ダンスコレクション EX2012 (横浜) 出演: 目黒大路 関かおり
2011年 4月21日 会場:せんがわ劇場(東京)


[横浜ダンスコレクション EX2012 Competition I 総評]

横浜ダンスコレクション EX2012 コンペティション I への応募総数 8 カ国 140 組、新しい才能との出会いを楽しみながら参加した。ここで見た多様な姿、美意識や表現法の豊かさから、コンテンポラリーダンスの裾野が一層広がったという印象を強くした。
一呼吸の間の瞬間、瞬間から紡ぎだされる身体の対話と静寂が聴こえる岩渕貞太 / 関かおり作品「Hetero」。…(中略)… 裾野のこれまでにないほどに広がっているが、既成の枠を超えて行ける独創性、ダンサーと観客との間に何かが生み出され変容していくような強さが、新たな地平を切り拓いていくのだろう。身体と誠実に向き合う若い才能からダンスの新しい時代が始まろうとしている。
小野晋司 (青山劇場・青山円形劇場 プロデューサー)

岩渕貞太 / 関かおり「Hetero」は、開始の瞬間からその場の空気が密度を増したのではと思わせるほどの緊張 感に満ちていた。演じた関かおりと目黒大路の動きの強さも驚異的。最後まで途切れないその強度は、今回の参加作品の中でも圧倒的だった。
新藤 弘子(舞踊評論家)

若手振付家のための在日フランス大使館賞を受賞した岩渕貞太 / 関かおりの「Hetero」は、舞台作品としてのダンスが成立する時空間を、各々個性的な方法と技量で作り出し得ていたと思う。
前田圭蔵 (NPO法人 リアルシティーズ 理事)

岩渕貞太 / 関かおり「Hetero」は、自分たちの身体と真摯に向き合いながら緻密に作り上げられたデュオ。完 成度が抜きん出ており文句なしの受賞だった。
浜野 文雄(新書館「ダンスマガジン」編集委員)

横浜ダンスコレクションEX2012コンペティションIにおいて、岩渕貞太 / 関かおりは、若手振付家のための在日 フランス大使館賞を受賞し、与えられた 6 ヶ月間にわたるフランスでのレジデンス活動を通して、彼らのダンスや ヴィジュアルアートでの様々な新しい経験を積むのみならず、作品・舞台における身体の緊張を軸とした振付の研究をより一層展開することができるでしょう。
レベッカ・リー(横浜日仏学院 院長)

Hetero Hetero Hetero Hetero

©Kazuyuki Matsumoto